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ニュース詳細

キャリアスクール修了生のご紹介




福永 大輔さん、
福永 ゆうきさん


《SHOP DATA》
福永宝飾店
http://www.picogramdesign.com/
2012年6月に吉祥寺にアトリエ兼ショップをオープン。
デザインと接客をゆうきさんが、制作を大輔さんが担当。
普段使いからブライダルまで、アトリエで制作した
一点もののジュエリーを展開。



大輔さん:私たちのつくるジュエリーは、すべて手作りの一点ものなんです。一番多いのはエンゲージリングやリフォームのご依頼。自分の指に似合う形を知らないお客様も多いので、じっくりお話しをうかがいながら、サンプルで幅や厚みなどもご確認いただき、納得していただいてから制作します。
ゆうきさん:完成後、お客様にお渡しする時は、気に入っていただけるかどうか、毎回緊張しますね。「ありがとう」って言っていただくその瞬間ホッとして。お客様に喜んでいただくことが、やりがいにつながるんです。
大輔さん:エンゲージだけでなく、長く愛されるものをつくりたいんです。ブランドとして日本全国に展開するのもひとつのビジネスですが、いろいろなショップで買えるジュエリーではなく、「福永宝飾店でしか出会えないジュエリー」をつくり続けたい。
ゆうきさん:基本的には今のまま二人でできることを、変わらずやっていきたい・・・そう思っています。



笠原 佑希さん


《BRAND DATA》
iLi
http://www.iliyukikasahara.com
天然石や淡水パール、七宝技法等を使い、
水彩画のような繊細な色彩表現で作品を展開。
ジュエリーのオーダーメイドやリメイク、
また自身のアトリエでワークショップも手がけている。



「iLi」というブランド活動とともに、展示会やイベントの企画・運営をしています。出品者探しから、ディスプレイまで全体的にコーディネート。在学中にインスタレーションやコラージュを学んだのですが、イベントのプロデュースはそれと似た感覚なんです。空間全体を色々な素材で配置、構成するように、さまざまなクリエーターのカラーをひとつの世界観として表現する。もちろん自分のブランドが出展することも。全体の運営と並行して商品の制作もあるので結構ハード(笑)。でも、つくる楽しさや、苦労も含めイベントで発表する面白さをシェアできる経験が、自分のブランドを考える上でも勉強になるんです。一人で活動するには限界があるけど、クリエーター同士で協力しながら、発表の場を提供できるような活動をしたい。そして、いつかジュエリーだけでなく衣食住のクリエーターを繋ぐようなイベントをしたいですね。






出口 ひろ美さん


《BRAND DATA》
la luce del sole
http://www.lalucedelsole.com/
1点物の素材や不定形にカットされた石など、
色鮮やかな作品を展開。
手仕事による「世界に1つだけ」のジュエリーを提供している。



キャリアスクール修了後、9年間勤めていた会社を辞めてイタリアに留学しました。それまで無難に生きてきたので(笑)、ここで一度人生を切り替えよう! って。ヒコに通ったことが大きな転機になりました。
私がつくりたいのは「ファンタジーあふれるもの」。見ているだけで気持ちが浮き立つような、“大人可愛さ”を表現していきたい。イタリア留学時の先生に「ジュエリーをつくるために大事なものは?」と尋ねたら、返ってきた言葉が「ファンタジアだよ!」。技術じゃない、想像力が大事なんだ、と。その言葉に深く共感して。だから私も、つくるときのワクワク感を大切にしたい。美しい石を選ぶ楽しさ、石を眺めてデザインを考える楽しさ…。そこから生まれるものにこそ「私らしさ」が宿るのだと思います。今は、店舗を持つという夢を叶えるために、物件の探索中。静かな街の小さなお店で、お客様とふれ合いながらジュエリーづくりができたらうれしいですね。






犬山 清華さん 、
犬山 清麗さん


《BRAND DATA》
KIARITA
http://www.kiarita.com/
清麗さんがフィレンツェの工房でデザイン・制作を行い、
日本でのプロモーションを清華さんが担当し活動。
中世から伝わるイタリアの伝統技術をほどこした
芸術的なジュエリーが人気のブランド。



清華さん:姉妹でオリジナルブランド「KIARITA」の活動をしています。私たちが大切にしているのは繊細で優美な日本の美意識を、イタリアンジュエリーの伝統技術や高いデザイン性と融合させること。
清麗さん:リフォームのご依頼でも「KIARITA」らしさを大事にしています。先日お預かりしたペンダントトップは、留めていたルビーを外し、ゴールドの枠を生かして、イタリアの伝統技術の“フィレンツェ彫り”をほどこしました。外したルビーを使い、もうひとつネックレスに。お客様にも喜んでいただきました。
清華さん:宝石箱にしまったままのジュエリーが新たな装いで、また活躍の場面がたくさんありますように…。そして、10年、20年、愛用していただけるように、ジュエリーをつくり続けたい、そう思っています。






吉葉 安弘さん


《BRAND DATA》
YYossYY
http://yyossyy.com/
鎌倉のアトリエ併設ショップをはじめ、
東京の百貨店イベント等で展開。
小さな彫刻の様なジュエリーは、独特のあたたかみがあり、
幅広い年齢層に支持されている。


2000年にオリジナルブランド「YYossYY」を設立。10年後、住み慣れた東京を離れて鎌倉に移り住み、アトリエ併設のショップをオープンしました。私にとってつくりあげる作業は、“生みの苦しみと楽しみが共存する”もの。日々過ごしながら感じるさまざまなことが、心に蓄積されて、デザインする時に浮かび上がる。瞑想するように静かに思いをめぐらせ、自分と対峙することは辛くもあり、楽しくもあります。そして、そのイメージをカタチにするために黙々と素材を削ったり、磨いたりする作業は、忙しくても心地よい時間。私のつくったジュエリーが、身につけてくれる方にとって、温かい気持ちになったり、お守りのような存在であってくれると嬉しいですね。今後もここ鎌倉でゆったりとした生活を楽しみながら、モノづくりを続けていけたら幸せですね。




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